郵便局に行った帰りに本屋を眺めているときに目が付いた本です。
選挙での自民(小泉)大勝について書かれたものです。
それは、個人的にもちょっと気になる出来事ではあったものの、それについて書かれた本を片っ端から読みたいと思うほど気になっていた訳ではありません。
というか、マスコミ論調を断片的に見ても、時間を掛けて読みたいと思うレベルではなかったし。
とはいえ、一応頭の中でチェックしている名前である「香山リカ」の本となれば話は別です。
買う気は無かったものの、手にとって目次を見ていると……。
こんな項目が……。
ほほう。
「自他未分化幻想」と!
これは面白そうではありませんか。
自分と他人の境界の曖昧化というのは、コンテキストのない匿名コミュニティシステムが必然的に抱え込む病理のような気がするので、どこかで何か接点がありそうな期待。
というわけで、購入を決断しました。
実は、下高井戸の啓文堂書店で平積みの最後の1冊でもあったし。
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